2013年4月7日日曜日

LBT-AR300のノイズカバー改良

雑音が大きかったり、壊れたりして2回交換したロジテックのBluetoothレシーバLBT-AR300のお話です。
前回、自作のノイズカバーケースでしばらく雑音が小さくなって喜んでいたのですが、また少し雑音が大きくなって来ました。
調べてみたところ、LBT-AR300本体を包み込む形になるアルミテープの筒の長さが短くて、ケースの中でLBT-AR300が底の方にずれて、ちゃんとカバーできていないためのようでした。LBT-AR300を手で上の方にずらしてあげると、雑音が小さくなります。

ということで、もう一度アルミのカバーを作り直しました。
まず、前回は、手抜きでテープの幅そのままで円筒のカバーを作っていたので短かったのですが、今回は十分全体が隠れるように長くしました。また、前回は円筒状にしていて、上と下が開いていたのですが、今回は底になる部分を作って本体がカバーとずれないようにしました。
アルミテープのカバーをケースに上から見た感じが次の写真です。今回は、テープの裏表を逆にして、ケースをのぞきこんだら金属面が見えるようにしました。自己満足ですが、何となく見映えがいいように思いました。誰に見せるわけでもないんですが。

また、このケースを使い始めてから、使わないときに次の写真のようにケースにケーブルを軽く巻きつけてマジックテープで抑えると、ケーブルがぐちゃぐちゃにならなくてよくなりました。


LBT-AR300からの雑音ですが、内部のカバーを作り直したところ、サーとかザーという種類の雑音はほとんど聞こえなくなりました。残っている雑音は、曲が始まる時や、曲調が変わるときの音源のレベルが低い時に、たまにジーという感じ(言葉でうまくいえないのですが)で聞こえる場合があり、これは解決方法がわかりません。現状、ほとんど満足ですけど。

それから、操作音の大きさでLBT-AR300のボリュームをスイッチを押して上げていくと、上限に達した時、ピーンという驚くくらい大きい効果音がでるようになっています。これについては、iPhone5のボリュームを上限に近い方にしておき、LBT-AR300の方のボリュームを小さい部分で操作するようにするとピーンという効果音には遭遇しなくなりました。同じ現象で困っている人は試してみるといいかもしれません。

この設定(iPhone側のボリュームを最大側にする)で、ノイズも小さくならないかと思ったのですが、iPhone側を小さいボリュームにしてLBT-AR300のボリュームを大きくしてもあまり変わらないようでした。オーディオ機器(特にアナログ接続)では効果があったりする場合もあるのですが。

2013年4月6日土曜日

Quicksilverのqsコマンドが使えなくなっていました

Quicksilverがちょっと前についに1.0.0になったのですが、qsコマンドを使おうとしたら動きませんでした。

$ qs
とすると、

Unable to connect to Quicksilver
となります。
Googleで検索すると検索結果ページに https://github.com/skurfer?tab=activity に、関係ありそうな内容が表示されるのですが、そのページに移動しても肝心の部分は流れて消えていました。キャッシュにも目的の部分がありません。

しかたがないので、qsコマンドのプラグインのCommand Line Tool Pluginを再インストールしたのですが、やはりUnable to connect to Quicksilverで動きません。
ここまできて、qsコマンドも再インストールしなければならないのでは、と気づきました。

そこで、一旦Quisksilverを終了し、/usr/binディレクトリにインストールされているqsコマンドを削除しました。その後、QuicksilverのPreferenceペインからCommand Line Toolを選択し、Installボタンを押して再インストールしました。

その後、やっと使えるようになりました。例えばこんな感じです。
$ date | qs

たまに使おうとすると、どうやってインストールしたか、忘れてしまいますね。インストーラが面倒を見てくれるといいのですが。

キーボード操作で別のアプリケーションの特定のウインドウに移動したいとき

だいぶ前の記事で、command + tabキーでアプリケーションの移動を行なっているという記事を書きました。結構便利なのですが、ひとつ不満な点がありました。
それは、移動したいアプリケーションで複数のウインドウを開いていた場合、どれに移動するかわからない点です。特に別々のデスクトップ上にウインドウを開いている場合、操作が増えて不便です。


そんな時に使えるキーボード操作方法がありました。Snow Leopardでもできたので以前からあったみたいで、私が知らなかっただけですが、最近試行錯誤していたら見つけました。以下の手順で操作します。

  1. command + tabで起動されているアプリケーションの一覧を出す。
  2. command + 左右の矢印キーで移動したいアプリケーションを選ぶ。
  3. command + 上下矢印キーを押すと、そのアプリケーションのすべてのウインドウが表示される。
  4. 矢印キーだけ(commandキーは離す)で移動したいウインドウを選びreturnキーを押す。

すると、そのウインドウに移動できます。command + tabキーをよく使う人には向いていると思います。
また、これはDockに格納されたウインドウも選べますので、人によってはこっちの方が便利かもしれません。
画面の動きもちょっと面白いです。最後のreturnキーを押すときに、shiftキーを押してからreturnキーを押すと初めだけですがゆっくり動作するので動きがわかります。

このキー操作は、別のアプリケーションでなく同じアプリケーションでも使えます。上の操作手順で、2.の時に今使っているアプリケーションを選べばいいです。
同じアプリケーションの場合は、control + F3キーでもいいですね。ちょっと押しにくいですが。また、(fnキー +) F10キーもあるのですが、こっちは覚えられなくてあまり使っていません。
本当は、「次のウインドウを操作対象にする」に割り当てたcommand + ` キーで別のデスクトップにも移動できるといいのですが、別のデスクトップには移動してくれないようです。

2013年4月5日金曜日

KeynoteがインストールされていないマシンでKeynoteのドキュメントを見る方法 (Snow Leopard, Windows)

会社のMac (Snow Leopard)でウェブ検索をしていたら、いつの間にかKeynoteのドキュメントファイルをダウンロードしていました。Zip形式のKeynoteファイルのようです。家のMac (Mountain Lion)には初期のKeynoteが入っているのですが、会社のMacには入っていません。しかし、Keynoteでドキュメントをアップロードしている人もいるんですね。

とりあえず中身を見るにはどうしたものかと思ったのですが、いくつか方法がありました。


方法1. QuickLookで見る

Snow Leopardなど、以前のMacで見る方法になります。
中身を表示して見たいだけなら多分これが一番簡単です。Keynoteが入っていなくてもフォルダのドキュメントをスペースで選択してあげるとQuickLookのプレビューウインドウが開きました。ウインドウを最大化すれば十分過ぎる位に読めるレベルです。

自宅に帰って試したところ、 Mountain Lionの場合は、QuickLookに加えて、プレビュー.app でも表示できるようです。また、自宅のKeynoteでは新しいバージョンのKeynoteで開くようにメッセージが出て、表示できませんでした。


方法2. ウェブ上で見る

これはWindowsマシンで見る方法でもあります。
SlideShare.netというサイトでは、Keynoteドキュメントをウェブブラウザーで表示できるようです。というか、このサイトからファイルをダウンロードしたことを思い出しました。

このサイトにユーザ登録してそのドキュメントをアップロードすれば、読めるようになります。
この方法の場合は、そのドキュメントが一般公開(シェア)されますので、著作権に十分注意が必要です。自分が著作権を持っているものか、Creative CommonsやGNU Free Documentationなどで公開されていて再頒布可能になっているものなどにするのが無難です。有料会員になれば、シェアを制限するオプションもあるようです。
SlideShare以外にも、ドキュメントファイルの変換サービスを行うサイトが見つかったのですが、Keynoteファイル(Zip)をサポートしているところを見つけられませんでした。


方法3. GoodReaderで見る (iPhoneかiPadも必要)

これは、iPhoneやiPad上にGoodReaderをインストールしている人に限られますが、GoodReaderは、Keynoteファイルをサポートしています。
私は、iPhoneにKeynoteは入れていませんが、GoodReaderをWebarchiveフォーマットを読むために入れていたので、試してみたところ大丈夫でした。
ドキュメントによると思いますが、横向きにすれば、画面いっぱいに表示できて十分読めました。

探せばいろいろありそうですね。

注記: 本文中では、Fuminori Moriさんがwww.slideshare.netで公開されている「HTML5での制作、いつから始める?」の表紙ページを引用しました。個人的には結構参考になりました。興味のある方はアクセスしてみてください。
私は、このブログでもわかるようにHTMLは詳しくありません。ほとんど、Bloggerのエディタのみで書いています。が、少し勉強しようかと思い始めています。

2013年4月1日月曜日

LBT-AR300にノイズカバー

再交換して雑音もだいぶ小さくなったLBT-AR300ですが、音源のレベルが低い時は、多少雑音が気になります。本体を手で握ったように覆い隠すと雑音が消えるので、カバーというか小物入れに入れて様子を見ることにしました。
材料は、小物入れケースとアルミテープです。

100円ショップで買ってきました。LBT-AR300がちょうど入るくらいの大きさです。色は黒が良かったのですがありませんでした。
はじめはこのケースの内側にアルミテープを貼り付けようと思いましたが、効果がなかったり剥がれてベタベタになると困るので、とりあえず筒状にして入れて見ることにしました。表面が汚くなったのは一旦ケースを裏返したときに、マジックテープに引っかかったためです。

手抜きでアルミテープの幅そのままで筒上にしましたが、ちょっと本体より短いようです。とりあえずこのまま試して、うまくいかなかったら長めにしたいと思います。
筒状のアルミテープを小物入れに入れたところです。

LBT-AR300を途中まで入れるとこんな感じになりました。

さっそく1日ほど使ってみましたが、雑音がかなりなくなりました。普段の使用では問題ないレベルです。
成功です。
そういえば、Bluetoothの雑音の原因はなんだろうと考えているのですが、周波数ホッピングが1秒間に1600回行われるので、その時の回路上の処理ノイズが出ているのではないかとふと思ったりしました。どうなんでしょうね。