2012年10月19日金曜日

ClamXavとSophos Anti-Virusの非科学的な比較 [追記]

自宅のMacでは、ウィルスチェッカーとしてClamXavをメインに使っています。Sophos Anti-Virusもインストールしていますが、オンアクセス(常時監視)はしていません。

私の環境で感じたそれぞれの長所と短所を書いてみます。






ClamXav


ClamXavの長所
  • Sophos Anti-Virusより軽い(と感じる)。ベンチマークをしたり、同じ条件になっているかわかりませんので(アーカイブの中の検索など)、単なる個人の感想です。

ClamXavの短所
  • ClamXav Sentryという常駐プログラムで、あらかじめ決めておいたディレクトリを監視することができます。が、すべてのディレクトリを設定しているわけではないので、ちょっと心配です。
  • たまに、ClamXav Sentryが起動はしているのにオフ状態になっていることがあります。








Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition

Sophos Anti-Virusの長所
  • すべてのファイルをオンアクセス(常時監視)できます。

Sophos Anti-Virusの短所
  • コンフリクトするアプリケーションがあります。Cyberduckなど。どちらに原因があるのかわかりませんが。
  • 他のプログラムと競合してそのプログラムの速度が遅くなることがあります。Time Machineや、ディスクユーティリティのアクセス権の修復時が多いです。アクセス権の修復はわかる気もしますが、Time Machineでバックアップしている時は何とかする方法はないでしょうか。
  • 動作タイミングがおかしいのでは、と思う時があります。例えば、ファイルをダウンロードしたり、ソフトウェア・アップデートが終了した時点では特に何も動作していないように見えて、その後、intercheckプロセス(Sophos Anti-Virusの一部)が、CPUを100%近く使い続けることが時々起きます。多分チェック自体はちゃんとされているのでしょうが、気になりました。

その他
どちらも、Widowsのウィルス(かアドウェア)は見つけてくれた実績はあります。また、ウェブなどで調べてもどちらも評価はそれなりにいいようです。Macのウィルスは見つかったことはありません。

改めてこうして見ると、ClamXavを使ってはいますが、私のMacの性能が高ければ、Sophos Anti-Virusを使うという手もあるのかなと思いました。Cyberduckとのコンフリクトについては解決してほしいですが。
[追記: CyberduckとSophos Anti-Virusのコンフリクトの一時的回避方法の記事を書きました]

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