2012年9月17日月曜日

サウンド出力の光デジタル出力とSoundflower

私はMacのサウンド出力をミニコンポにつないでいます。ソニーのCMT-M700DVDという古い機種でもう10年ほど使っています。
平日は3~4時間、休みの日は出かけない時なら10時間はiTunesの曲を流していますが、全然壊れない優れものです。
以前は、アナログケーブルでMacとコンポを接続していたのですが、ケーブルの調子が悪くなり音が片方からしか聞こえなくなってきました。ケーブルを替えることにしたのですが、MacもCMT-M700DVDも光デジタルに対応しているので、今回は光ケーブルで接続することにしました。

光ケーブルの接続自体は特に問題なく、音も出ているのですが問題がひとつあります。それは、Macのシステム側からは音量が調整できないことです。もう少し正確にいうと、キーボードの音量アイコンのついたボタンで調整できないのです。iTunes内からはボリュームスライダで音量が調整できます。
メニューバーもグレイアウトしていますし、システム環境設定のサウンドでもボリュームが最大側になっていて、選択できません。調べるとMacの仕様のようです。
iTunesに入っている曲の音量が結構違っていたり、深夜になると音量を小さくするなど、調整にキーボードを使っています。
スピーカも部屋もそれなりなので、音質はそこそこで、機能性(キーボード)を使える方法はないかと調べると、Soundflowerという仮想オーディオデバイスと音源の出力先などを切り替えてくれるSoundflowerBedが使えるようです。
インストールした後、サウンドシステム環境設定で出力をSoundflower (2ch)にします。



また、SoundflowerBedを起動するとメニューバーにアイコンが現れますので、Soundflower (2ch)の出力をBuilt-in Outputにします。
これで、接続されているミニコンポから音が出て、ボリュームも調整できるようになりました。音質は、Soundflowerで変化している可能性はありますが私にはわかりませんでした。
ただ、出力に微妙にタイムラグがあります。バッファサイズが大きいとタイムラグも大きいようです。メニューバーのSoundflowerBedアイコンから、Soundflower (2ch)のサブメニューでバッファサイズを変更できますので、現在は最小の64で使っています。ディスクアクセスが激しいと曲が途切れやすいもしれません。

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